ピンボール上達への近道は、さまざまなテクニックを習得することです。このテクニック集を参考に腕をみがきましょう!ダウンロードして保存、プリントができるpdf版もあります。
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基本編
ダブルフリップ
図1-1
初心者は図1-1のようについダブルフリップをしがちですが、これは逆に危険な行為です。
図1-2
例えば、右方向から向かってくるボールに対して図1-1のようにかまえた場合と、図1-2の場合では、図1-1の方がフリッパーの間隔が広く、より危険な状態になります。ディフェンスの基本として図1-2を心がけましょう。
ホールド&ショット
図2-1
落ちてきたボールをそのままフリッパーで打ち返すのは、狙ったところへ正確にボールを運ぶのが困難です。できるかぎり図2-1のように一旦ボールを止め、狙いをつけて打ち出すようにしましょう。
図2-2
ホールドの状態から打ち出す際、フリッパーの根元で打てば図2-2のように真上の方向へ、
図2-3
先端で打てば図2-3のようにフリッパーの反対側方向へ飛びます。
デッド・フリッパー・バウンス
図3-1
フリッパーはボールを打つためだけのものではない、ということを証明するのがこの「デッド・フリッパー・バウンス」です。これは下がっている状態のフリッパーで弾んだボールが反対のフリッパーにパスされるというものです。図3-1のようなコースでボールが落ちてきたら試してみましょう。
ただし、ボールの勢いが弱いと反対側のフリッパーまで飛ばない場合もありますので、習得には慣れが必要です。ボールがフリッパーに当たる瞬間に台を前に押すことで勢いを強めることもできます。
デフレクション・ポスト・トランスファー
図4-1
図4-1のようにボールをホールドしている状態から反対側のフリッパーにボールをパスしたい時には、「デフレクション・ポスト・トランスファー」を使います。これはフリッパーを下げた直後にまた上げるという動作をすることにより、ボールをスリングショットの下側に当て、反射してきたボールをさらにフリッパーに当てることで反対側にボールをパスする技です。
最初はフリッパーボタンを離す時間をできるだけ短くし、徐々にボタンを離している時間を長くするようにするとよいでしょう。
ナッジング
図5-1
図5-1のようなコースを通ってきた場合は、ピンボール台を押してボールの落ちる軌道にフリッパーを近づけてみましょう。場合によってはボールを救うことができますが、移動量が多いとティルトになってしまうことがあります。
図5-2
図5-2のようにアウトレーンに向かってボールが落ちてくる場合、フリッパーの上にあるスリングショットの先端に当たったボールがバウンドしてアウトレーンに落ちることがあります。
図5-3
その場合は図5-3のようにスリングショットの先端にボールが当たる瞬間に台を前に押すことでコースを変えることができる場合があります。
リターンレーン・トランスファー
図6-1
図6-1のようにボールが勢いよく右リターンレーンを転がってきた場合は、右のフリッパーを上げてジャンプ台を作っておくと、ボールが左フリッパーにジャンプしてパスできる場合があります。これを「リターン・レーン・トランスファー」と言います。しかしボールの勢いが足りないと、ジャンプしたボールが左のフリッパーまで届かずに真ん中へ落ちる場合もあります。
図6-2
このような場合は図6-2のようにボールが右フリッパーからジャンプする時に、台を前に押して勢いをつけると、パスが成功する場合があります。
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